京都御所のガイドツアーに参加してみる
詳細についてはこちらで語るまでもありませんが、明治維新で遷都がなされるまで、700年近くにわたって歴代の天皇がお住いになっていた京都御所。
ところで、京都御苑と京都御所、呼び方が2つあるのではと思っている方もいるのではないでしょうか?
このサイトを覗いて下さっているような方には愚問かもしれませんが、京都御所は京都御苑の中にあります。
もともと御所は、皇族公家の数多くの住居でぐるりと取り囲まれていましたが、遷都に伴いその皆様がたも東京へ住居を移した為、宮内庁管轄の御所はともかく周辺住居はどんどん荒廃していったのだそうです。
それを憂いた明治天皇が京都府に命じ、御所周辺の荒廃した住宅地を買ってぐるりと土塀を立て整備させた一帯が、「京都御苑」と呼ばれるようになりました。
今の京都御苑は、市民や観光客にとってとてもオープンな場所。
緑の中でランニングや散歩、はたまた芝生の上でピクニック等々憩いの場といった感じですが、京都御所にいたっては、その入り口は皇宮警察の怖そうな人々ががっちり警備をしています。
先日、桂離宮の参観申し込みで偶然生まれたこの御所内を参観する機会ですが、春と秋の年2回一般公開(申し込み無しで参加可能)とどう違うんだろう?と思っていました。
結論から言うと、「ん~~、一長一短!」といったところ。
■良かったところ
・何といっても、人が少ない(今回は30名ほどのグループでした)。
・なので、写真も比較的スッキリしたものが撮れる
・ガイドさんが説明をしながら廻ってくれるし、質問も出来る(タップリ1時間。30分コースもあり)
せっかくですから、説明の合間に、拡声器をちょこんと挟んでとぼとぼと先頭を歩かれるガイドさんの図。
やはりガイドさんの説明と言うのは大きいです。
ネットや資料で知るウンチクに比べ、現物を見上げながら生き生きと入ってくる知識は、なんだか胸踊るというか、元気になる感じです。
御所の南側中央にある、美しい建礼門。
最も格式の高い門で、天皇または外国の元首クラスの国賓のみが通ることができます。
各御門には、誰それが使うとか、いつ何時に開くとか、それぞれの役割があります。
長い間、天皇の生活の場だった清涼殿。
ひっそりと一人で休息される為の御帳台すらも、一対の獅子狛犬で守られているのがお分かりでしょうか?
等々、いろいろな説明は続くのですが、でも・・・。
■もう一つだったところ
春秋の一般公開に比べ、見どころがあんーまりない。
行ける場所もより限られているし、一般公開の時には、御車や平安装束を着たお人形が、車寄せや諸太夫の間や御学問所などに華々しく展示してあるのに、今回は何も無く、建物の蔀戸や半蔀も閉められていて何だか寂しい。
うーん。。
うーーーーん。。。
というわけで、うっすら残念なレポートになっちゃった感もありますが・・・、
まあそれでも、冒頭の写真のような迫力の紫宸殿全景や、貴重な文化財の数々を間近に見られる貴重な機会ですし、日本人として一度はこの空間に身を置いて、数々の悲喜こもごものドラマや光と影が駆け抜けていった歴史に想いを馳せるのも良い体験ではないでしょうか。
| 固定リンク






コメント