祇園祭はまだ続く・還幸祭のハートビート!
花笠巡行よりも、更に我を忘れるほど魅せられたのは、還幸祭です。
先日のを軽くレビューしますと、
■還幸祭とは・・・
祇園祭の山鉾巡行の日に、八坂神社を出発して主に河原町以東を練り歩いた3つの神與(しんよ・おみこしですね。それぞれ違う神を奉っています)は、四条寺町の御旅所(おたびしょ)に収まり、そのまま24日まで滞在します。
還幸祭は、御旅所に収まっていた3神を「御霊遷し」という神事で3基の神輿(中御座・東御座・西御座)に移し、神輿が夕方に御旅所を出発して、今度は寺町以西を練り歩き、夜中に八坂神社に到着。「御霊遷し」をして3神が元の場所に鎮座するまでの一連の行事です。
夕方の用事を済ませて急ぎ四条に下がった私ですが、西御座が御旅所から出発するところで、ものすごい熱気!
四条は見物客でラッシュアワーの電車内以上の混雑、全く身動きが取れません。
神輿を中心とするブラックホールのような熱気に、17日までのお祭りが見られなかったストレスもあり、「洛中を駆け回って3つとも見届けよう!」と衝動的に思いました。
西御座を先回りして、錦市場に行ってみました。
来た来た!
白い法被には、西御座を奉仕する錦神輿会の「錦」の文字。
この狭い錦市場の通りを、血気盛んな担ぎ手が、ある程度の統制のもと威勢のいい掛け声を発しつつ荒々しく通り過ぎていきます。
いったい何人いるのでしょうか・・・数百人。3基で、用意されたお弁当が2000個といいますから、それくらいの人数です。
狭い錦市場の、シャッターが下りた店舗にへばりついていると、神輿が通り過ぎる直前に、担ぎ手の一人が体をはってバリアを作ってくれました(そういう役目の人なのでしょう)。
いえほんと、ボヤボヤしていたらなぎ倒されそうなくらいの勢いです。気をつけなきゃ!!
ルートが全くわからなかったので、静けさの戻った御旅所に戻り、配布されている巡行路パンフレットをGETしました。
時間は19:00頃・・・近くの烏丸通に東御座がいることがわかり、そちらに急ぎ向かいます。
烏丸で振られて、大宮通まで行ったところ、・・・いましたいました!
ここは、四若神輿会という担ぎ手が担っています。
そういえば、前職のお客様がこの神輿会に所属していて、2年前この神輿会に居合わせたときに偶然にもお会いしたことがありました。
その頃はまだ関心があまりなく、というか祇園祭を勉強・堪能する余裕も無く、「ええっ、何なさってるんですか!」と超よそ者発言をしてしまいました。本当に失礼だったなあ・・・。
邪魔だとわかっているから、もちろんその方を探したりはしません。
到着して、友達にテレビ電話をしていたら、大休止が始まりました。
お疲れ様です!まだ先が長いですから、頑張ってくださいね!!
残るは1つ!巡行マップをあらためると、北上すれば三条通に中御座が巡行していそうです。
三条通商店街に急ぐと、ああやっぱり!いいところです!
錦よりは広いのですが、それでもすごい熱気!危ないけど、たまらないほど血湧き肉踊る気の流れです!!
通り過ぎるのをみていると、ここでも大休止が始まり、皆さん神輿を置いて千々に休み始めました。
一人で呆然と余韻に浸っていると、担ぎ手の一人が眼光鋭くじぃっと私を見て、近寄ってきました。
(えっ。何? 邪魔だった?・・・絡まれるのかな。うっ、あの、・・・怖いよーっ!)
と思っておどおどしていると・・・ なんと!約2年ぶりに会う知人でした!
先の四若神輿会のもとお客様とはまた違うお客様です。
普段していらした眼鏡もなくて、日焼した体は汗でびしょびしょで、法被姿に細いはちまき、無精ひげ・・・、ううっ、真剣にかっこいいんですけど・・・・!
思わず、写真を一緒に撮って貰いました![]()
「頑張ってくださいね!」と真剣に伝え、目をハートマークにして見送ります(笑)
というわけで、最後はサプライズとともに、3基の神輿を見るのに成功しました。
時間は20時半頃でしたが、熱気と人いきれ、空腹と移動のしんどさでもうヘトヘトでした。
ただ、ここに熱く語るには私の経験はお恥ずかしいほど中途半端。
この後、3つの神輿は大きく東に移動して深夜0時頃に八坂神社に帰還し、神聖な「御霊遷し」の神事を終えてやっと終了なのです。
私が御池近くの自宅に戻って食事を終えた21時半頃にも、どこかの神輿が三条通を通る賑わいが聞こえてきました。
終わる頃には、神輿会の人たちは、どれだけぼろぼろに疲れているでしょうか。
状況が許せば、来年こそはきっと八坂神社で見届けたいと思います。
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