桂離宮のガイドツアーに参加してみる
先日事前申し込みした、待望のツアーの日がやってきました。
あっという間の1時間強・・・、 総じて!
桂離宮、素晴らしい・・・・!!!![]()
お勧め度満点です。
両親や京都好きの友達、はたまた京都に住んでいるのに日本文化に誇りも興味も持っていない知人を引っ張っていきたくなるような衝動に駆られました。
いえ、多くの寺社仏閣も素敵なのですが、やはりいろんな意味で別格のような気がします。
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今年(09年)1月に放映されたNHKスペシャルでは、建物内を重点的に解説していて面白かったのです。
でも今回はもちろん中には入れないだろうし、京都御所のツアーが期待したほどでもなかったので、過剰に期待してはいけないと思っていました。
今回案内してくださったのは、名ガイド・阿部さん。
知識が豊富でいらっしゃるのはもとより、笑いも織り交ぜながら何とも引き込まれる案内でした。
阿部さん曰く、
「桂離宮はね、ほんっとうにヘンなお庭です。
変わってるんです。
馬鹿にしてるのか?って笑ってしまうような仕掛けがあっちこっちに一杯あります。
・・・でもね。
私は全部(京都にある宮内庁管轄参観地の4箇所)廻りましたけど、桂離宮が一番すごいところです。」
写真をたくさん撮りましたし、どれを載せよう・・・と悩んだのですが、あまりにもの多くのウンチクが溢れ、考えれば考えるほどの無力感(涙)。
そこで、印象に残った阿部さんの名ガイド語録の一部を・・・。
「桂離宮はね、写真なんかで見てもあんまり意味がありません。なぜかと言うと、10歩歩くたびに、景色の見え方、趣が全然変わってくるんです。実際に来て、歩きながら体感してなんぼの庭です。」
「敷いてある石にも、場所によって真・行・草の特徴があります。それぞれに意味があるんです。」
「本当に足もとには気をつけてくださいよ。この飛び石すごいでしょう?夜には来るなっていう庭ですから。」
「ここ見て下さい!なんか違和感ありません?・・・そう!実はね・・・」
「これ、左が6段で右が6段半。ナメてるでしょう?」
・・・などなど。
桂離宮は、何せ素晴らしい美しさの中に、訪れる人を心憎いまでに飽きさせないよう、徹底した目隠し・アンバランスさと不思議さ、遊び心・・・つまりは心憎いほどの緻密な計算に満ちたお庭でした。
確かに建物内には上がれなかったけれど、松琴亭や笑意軒などの縁側に実際に座って景色を眺められたのは素晴らしかったし、とにかく屋外からのガイドだけでも十分面白かったのです。
最後に阿部さんは、
「これだけしゃべってもまだ私、しゃべりたらんところが何ぼでもあるんです。・・・まあまた来てください!季節によってもまた見どころが違って面白いですよ。」
ご一緒したかたと、すっかり満足して「次回も阿部さんご指名で!」と挨拶して帰りました。
それにしても、阿部さんのガイドになぜ惹き込まれるのか分かりました。
もちろん、阿部さんが説明上手でいらっしゃるのもありますが・・・、天下の宮家の別荘をケチョンケチョンに仰りながらも、阿部さんご自身が、桂離宮にすっかり魅せられていらっしゃるのが伝わるからなんですね。
桂離宮とともに、大好きなものについて語るプロの魅力を、堪能させていただきました。
ついでに・・・
桂離宮に行かれるときは、セットで桂離宮前の和菓子の名店・中村軒に行かれてはどうでしょう?
代表的な銘菓・麦代餅や、夏のカキ氷、秋の栗蒸し羊羹で有名ですが、私たちは定休日の水曜に行ってしまい、泣く泣く行けず。
近くには、息子さんがなさっているお蕎麦屋さんもあり、そちらも興味津々です♪
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